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  • ヒアルロン酸治療は「オーダーメイド治療」です。 - ワイエス美容外科クリニック
2024.02.13

ヒアルロン酸治療は「オーダーメイド治療」です。

こんにちは!院長の前原順子です😊

 

 「オーダーメイド」

って高級なイメージを植え付けたいわけではなく、

他の美容や保険の診療とちょっと違いますよ、というお話です。

 

通常、医療では一つの疾患に対して標準的治療がある程度決まっています。

癌の治療などが良い例です。

標準的治療があることで、患者さんはどこの病院にかかっても同じレベルの医療を受けることができます。

いくつかある治療法の中から選ぶ場合もありますが、それもやはりある程度こんな場合はコレ、という基準があります。

 

それに対して、ヒアルロン酸治療では

同じお悩みをもつ患者さんが何人かいても治療内容がそれぞれ違う、ということが起こります。

 

例えばほうれい線。

元々の顔立ちの特徴に加え、加齢変化の程度(頭蓋骨の萎縮、脂肪の減少、筋肉の肥大など)、他のお悩みの有無、いくつかあるお悩みの中の治療の優先順位のご希望、どれくらい治療したいか、どんなイメージになりたいか、によりヒアルロン酸の量や打つ場所、入れ方を変えていきます。

 

つまり、通常の医療では主に客観的データをもとに治療方針を決めますが、ヒアルロン酸治療では客観的な評価と同じくらい患者さんの主観(こうなりたいという気持ち、ご希望)が重要になってくるのです。

 

それはなぜかといえば、ヒアルロン酸治療のゴールは

単にキレイになる、若返ることだけではなく

「患者さんの満足」

だから。

 

そういうわけで、カウンセリングでは患者さんの「こうなりたい」をしつこいくらいに聞いていきます。

「こうなりたい」が良くわからない時は二者択一の質問をして探っていきます。

「こめかみのやせとほうれい線、今日はどっちを良くしたいですか?」

「ほうれい線です」

「こめかみも少しは良くしたいですか?」

「はい、少しは」

「ほうれい線7、こめかみ3くらいですか?それとも、、、」

という調子で。

 

患者さんの「こうなりたい」を引き出し、医師と患者さんのイメージを一致させる

医師は客観的なバランスと患者さんの希望を兼ね備えた注入プランを決める

ここまで来たら注入です。

 

客観的評価✖️患者さんの希望

患者さんの数だけ治療パターンがある

 

それがヒアルロン酸治療です。

 

 

ここで症例をおひとり紹介しますね。

 

主訴   

 顔面骨折後 頬のコケ、あごの歪み、左右差、額と眉間のシワ

注入本数

 6本

 

注入効果

眉の位置が下がって額のシワが改善 頬の高さの左右差の改善 頬がふっくらとボリュームアップ 顎の歪みの改善 全体的に凹凸が減って滑らかなフェイスラインになり、優しく女性らしい印象になりました。