- 2024.06.11
注入治療デイスカッション勉強会に行ってきました。
先日、第3回東海エリア注入治療デイスカッション勉強会に行ってきました。
第1回と2回はトレーナードクターのみの会でしたが、今回から一般ドクターも参加可能になったということで、張り切って参加してきました。
講演で特に印象的だったのは、新井先生が話されたヒアルロン酸注入における珍しい合併症について。注入治療は侵襲が小さい治療ではありますが合併症がないわけではありません。普段あまり出会うことがないだけに勉強会で知識を深めておくことは重要で大変勉強になりました。
多賀谷先生は症例提示、野田先生は郊外での注入治療の現状について講演されました。お二人とも高い技術と豊富な経験に裏付けられたお話を参加者を巻き込むような形でしてくださり聴いていてワクワクしました。
そして8人の参加者全員の自己紹介と症例提示、
注入治療は基本的に1人でやるものなので孤独になりがちで、
「こうしてみようと思うけどどうかしら?」
「他の先生だったらどうアセスメントするのかな?」
と思ってもデイスカッションする場がないのです。
だから、自分の症例についてトレーナーの先生からフィードバックをもらったり他の先生方の症例を見られるというのは貴重な機会でした。
参加者は自分の今の状況や悩み、反省点などを話し、トレーナーの先生方はそれぞれにフィードバックとアドバイスをするという形式で、本人は勿論ですが自分事として聴いている周りも勉強になり刺激を受けました。
初対面の人達の前で発表しフィードバックを受けるなんて緊張しかないのですが、
どの先生もカッコつけずありのままの自分を話していました。
私は注入治療との出会いやアカデミーで学んだこと、今どんな思いで取り組んでいるかをお話し、一例症例提示させていただきました。
いつも学会に行くと勉強しないと〜と強迫観念がのしかかってくるのですが、今回はちょっと違いました。
バックグラウンドも注入歴も様々な医師がそれぞれ奮闘している事を知って
「自分の今いる所から一歩ずつ前進していこう」
と素直に思えました。
最後に新井先生から
「もっと勉強していきましょう!」という締めの言葉がありました。
はい、勉強します!